体に宿るいのちを感じれば、心が満たされていく

こんにちは、木村です。

 

最近、

伝説のオステオパスとも呼ばれる、ロバート・フルフォード博士の名著、

『いのちの輝き』を読みました。

 

吉本ばななさんが

「私はこの本を何回読み返しただろう? 何人にすすめただろう?」

と絶賛しているのですが、

 

読んでいると、行間から、

博士の深く包み込むような愛情が伝わってきて、

思わず涙がこぼれることも。

 

フルフォード博士の“魂”とも言えそうなこの本は、

私にとっても何度も読み返したくなる座右の書となりそうです。

 

 

心と体はつながっている

 

人間を、心、体、魂からなる存在として捉え、

患者を、心、体、魂のバランスを崩し、

回復の手助けを必要としている人として、

愛を持って施術にあたっていたフルフォード博士。

 

そんな博士は、心と体のつながりを幾度となく強調しています。

 

「生命力の流れの多くはこころによって調節されている。

こころがからだをコントロールし、

感情的な反応がからだを締めつけたり、ブロックしたりしている」 p 41~42

 

「われわれは想念の世界に住んでいる。

こころが現実をつくりあげているのだ。

こころにしのびこんだちょっとした不調和が、

からだに好ましくない作用をおよぼしつづけている。」p 60~61

 

「体に症状がある人は、

自分の感情生活をじっくりとふり返る必要があるということを覚えておいてほしい」p 90~91

 

かつて子供だった頃の私たちは、

自分が育つ環境を選ぶことなんてできなかったし、

 

ましてや心の痛みをコントロールする方法なんて

誰からも学ぶことはなかったから、

 

傷つき、痛みを感じるたびに

それらを心の奥底に閉じ込めることによって生きてきたわけです。

 

でも閉じ込められている痛みは

心をひらいて、解放されない限り、

いつまでも「心」の中に、

そして心とつながっている「体」の中に残り続けます。

 

体に不調や病気が現れている時、

たとえ「体」を治療して症状を抑えても、

「心」に痛みが残ったままならば、

本当の治癒は起こらない。

 

存在全体を癒すためには

心の方にも変化を促す必要があるのですね。

 

愛されていない、ひとりぼっちだ

わかってもらえない、寂しい

認めてもらえない、自分には価値がないのかも

 

こんな愛と承認を求めつづける「心」の渇きを癒して、

平和と安らぎを取り戻すためには、

「体」に注意を払い、大切にケアすること

がとても有効なのです。

 

「体」と「心」はつながっていますからね。

 

 

体に備わる”自然の力”

 

「体」には、

「心」のコントロールが及ばない、

“自然の力”が備わっています。

 

その力は、「ホメオスタシス」と呼ばれていて

 

変化し続ける「気候」や「環境」、

私たちが体に入れている「食べもの」や、

上下して止まない「心」の影響を受けながらも、

 

常に体を最適な状態に保とうと、

日夜自律的に働き続けているんですね。

24時間、365日、休みなく。

 

私たちは自分の力で生きているつもりでいても

実際は「体」に宿る“自然の力”によって

生かされているのです。

 

 

体をないがしろにし続けていると

 

ですが、私たちは、

この体を最適に保とうとする”自然の力”、

いつも私たちのために働いている”無償の愛”に、

ついつい胡座をかいてしまいがちです。

 

余裕のない「心」のままに、

暴飲暴食を繰り返してストレスから逃れようとしたり、

 

アルコールがもたらす一時的な高揚感に依存して

苦しい現実を忘れようとしたり、

 

甘いものやカフェインの力に頼って

休みたい「体」をむりに戦闘モードに仕向けて酷使したり。

 

「体」に意識を向けることなく生きていると、

「心」の渇きを埋めるための“はけ口”として

「体」をぞんざいに扱ってしまうんですね。

 

ないがしろにされ、ストレス発散のはけ口にされ続けたら、

「体」の忍耐強い愛情にも限界があるわけで。

 

不調や病気という形をとって、

“もう無理です”と、とうとう声をあげてくるのです。

 

 

 体に宿るいのちを感じれば、心が満たされていく

 

愛を込めて生きものの世話をすれば、

植物でも動物でも

愛情に応えるように健やかに育ちますよね。

 

私たちが「体」の訴えに耳を傾け、

愛情を持ってケアし始めれば、

「体」もそれに応えるように健康になっていきます。

 

同時に、体の声を聞き始めると、

自分の中にあり、自分を支えている「いのち」の存在、

自分を生かしている”自然の力”を感じられるようになります。

 

虚しい、満たされない、と外側に求めて続けてきた「愛」は、

実は自分の内側に、

あたえられてきた「いのち」の中にあるのが感じられるようになるのです。

 

自分はずっと「いのち」という「愛」をあたえられてきたのに

長い間、気がつかずにきたんだ…

 

 

あたえられている「愛」に気づいてそれを受け取れるようになると、

心が満たされ、安らかになっていきます。

そして、

自分が受け取ったものを今度は

外に向かって「あたえよう」という思いが芽生えはじめます。

 

 

体に宿る「いのち」=「愛」の力を感じ、

その力を信頼し、ともにあるように心がけていけば、

心、体、魂は一つにつながり、

あたえ、あたえられる、豊かで平和な生き方ができるようになっていくのですね。

 

 

フルフォード博士の包み込むような愛が伝わってくる本

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