こんにちは^^ 木村です。
いいお天気が続いていますね!
今日の午後は近くのオーガニック農園に行ってきました。
週1、2回、体を動かすために農作業を手伝わせてもらっています。
まあ、お手伝いというよりも遊びに行ってる感覚なのですが。
作業はその時によって色々。
雑草を抜いたり、畝を立てたり、タネを蒔いたり、草を刈ってヤギに与えたり。
最近では、夏の間に四方に増え広がったイチゴの子苗を掘り起こし、
一株ひと株小さなポットに移していくのがわたしの役割です。
背後にある、手作りの鶏小屋から絶えず聞こえてくる雌鶏たちのコッコッという小さな鳴き声をBGMに、
土の匂いにうっとりとなりながらスコップを使い、土に触れていると、
時折ふっと子供のころに感じていた感覚がよみがえってきます。
西方に海を望み三方を山に囲まれた広大なフィールドにぽつんと座って、
鶏たちの声を聞きながら黙々と土いじりを続けていく時間は、
今やわたしの生活において欠かせないものになっています。
この谷戸にある広大な敷地の農園、“パラダイス・フィールド”には、
いろんな人たちが集まっています。
皆何かしらの夢を持って、それぞれの区画でそれぞれの作業を行なっています。
わたしは、Iさんの指示のもと、イチゴ畑を作る手伝いをしているのですが、
そのIさんの夢は、GWに養護学校の子供達にここでイチゴ狩りをしてもらう、というものです。
他にも、ハバネロを育てて激辛調味料を製造、販売している人や、
ラベンダー畑の広がる景観をつくろう、と苗を植えた人、
地元のレストランに出荷するためにハーブやエディブルフラワーを育てている人、
皆それぞれ、自由に好きなことをやっています。
農業はお天気に左右されるし、
育つまでにはたくさんの人の手が必要だし、
とにかく自然相手なので、結果がどうなるかわからない部分があります。
心配し始めればきりがないのですが、ここでは皆どこか楽しそうです。
生活を賭けてやっている人、副業あるいは趣味としてやっている人、それぞれですが、
たとえ、結果(作物をお金に替えること)が思うようにいかなくても、
土や緑に触れ、新鮮な空気を吸うこと、
四季の移り変わりとともにあること、
生き物と触れ合ったり、
休憩時に小屋に集まっておしゃべりをしたり、
結局、皆そんな一瞬一瞬のプロセスが楽しくて好きだから続けているのだと感じます。
そしてそんな彼らを見ていると、試行錯誤を重ねつつも、
プロセスを楽しみながら(ここ肝心!)やりたいことをやっていけば、
たとえゆっくりだとしても人生は確実に望むような方向に展開して行くんだ!
と実感するのです。
あなたには、本当はやりたいのに二の足を踏んでしまっていること、ありますか?
もしあるならば、心の声に素直に従ってしまいましょう。
結果や損得を考え始めると、恐れに竦んで何も出来なくなってしまう。
それよりも心の声に従って、ささやかでいいから、一歩、踏み出してみる。
自分と人生を信頼するのです。
そして、日々の、一瞬一瞬の積み重ね=プロセスを楽しむことを意識していく。
そうすればきっと、あなたの人生が望む方向に拓けて行くのを実感すると思います。
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