心と体の個性を責めずに受け入れる

2年前、夫の大病を機に、

今までスルーしてきた健康診断を受けてみたことがあります。

 

そこでは、肺機能を調べるために測定器をくわえ、

勢いよく息を吹き込む、という検査がありました。

 

わたしとしては、可能な限り勢いよく息を吐いたつもりなのですが、

どうやら数値が低すぎたらしく、

看護師さんから「もっと思い切り息を吐き出してください。」

との指示が。

 

「ずっと喘息だったので、普通の方よりも肺活量が少ないかもしれません。」

と説明したら、納得されていました。

 

 

体の個性を受け入れる 

 

わたしは

やせ型で太りにくく、筋肉もつきにくい。

肺活量も平均以下。

アーユルヴェーダで言うところの、“ヴァータ体質”。

 

こんなわたしの体の個性は、

当然遺伝に拠るものなのだろうし、

子供の頃、病弱だったことや、

長い間喘息を患っていたことが関係しているのかもしれません。

 

つまり、

自分の体なんだけど、自分にはどうしようもない部分があるわけです。

 

だから、抵抗してもしょうがない。

しょうがないことに抗っていると、絶え間のない緊張を生み出してしまいます。

ならば、降参して、

自分の体の個性はこうなんだ

とありのままを認めて受け入れてしまった方がいい。

すると、

「子供の頃にもっと健康だったら人並みにスポーツも出来て

チビでもなく、グラマーになっていたかもしれないのに…」

などとは思わなくなります。

(過去にそう思っていた時期はありましたが・苦笑)

 

思うようにならない部分も含めて、

これは天から授かったものだから、として受け入れると、

コンプレックスが消えて、

代わりに感謝や愛おしさが生まれます。

 

そして体質に合った食生活やライフスタイルを

心掛けていけばいいわけなんですね。

 

そして…これは体に限ったことではなく、

心についても同じことが言えるのです。

 

 

どんな自分であっても、責めずに受け入れて肯定する

 

それぞれに先天的な体の個性があるのと同様、

私たち一人ひとりには、

やはり生まれた持った心の個性があります。

 

一人ひとりの心の個性には、

両親や家系から受け継いでいる部分や、

地域性や国柄などの影響もあるのでしょう。

ですが、

同じ母親から生まれた兄弟でも、気質は全く違っていたりするもの。

一人ひとりが持つ生まれつきの個性って、

赤ん坊の頃からずいぶんとハッキリしているものです。

 

感じ方、考え方、行動の仕方が、十人十色なのは、

各人がこの世界で魂の成長を果たすために、

必要なものを携えてきたから、なのかもしれません。

 

要するに、

一人ひとりの内には、持って生まれた、

“変えようとしても変え難い心の個性“があるわけなんです。

 

例えば、わたしの場合、

皆でワイワイよりも少人数の方がリラックスするし、

街を出歩くよりは、家にこもって本を読んでいる方が落ち着くし、

一人でいるのが苦にならない。

安定感があるように思われるのはいいのですが、

放っておくと、

「なるようになるさ〜」とどんどん怠惰になる傾向があって(苦笑)

まあ、要するに、内向的で、自己完結的な人なわけです(笑)

だから、あえて自分を外の世界へ押し出すように心掛けている次第。

 

もし、

自分のどうにもならない心の個性にがんじがらめになって、

ネガティブな考えや行動パターンを変えられずに苦しんだり、

恐れや不安に襲われて、金縛りの様に行動できなかったり、

人と比べて、無力感や焦りを抱いてしまったりしたら?

 

そんな時はまず、

オープンな心と客観性を持って

ありのままの自分の状態を認めることが大切。

 

けっして、自分を責めたり、否定しないこと。

「しょうがないねえ、でもこうなんだから、仕方ないよね。」

と自分のありのままを受け入れるだけで、

充分に心が柔らかくほぐれていくんですね。

 

責めずに受け入れると、

母親に受容されてホッとした子供のように、

安心して、また動き出せる様になるものです。

 

 

体にも心にも、持って生まれた個性があります。

 

自分の持って生まれた個性、自分のありのままを認めて、受け入れるほどに、

自らを苦しめるネガティブな感情や考え方、行動パターンから解放され、

自分自身を肯定しながら生きられるようになっていきます。

 

どんな自分であっても、まずは受け入れて肯定する。

その上で

持って生まれた「強み」をうまく拾って、

日常の様々な場面で活かして行くようにすれば良いのではないでしょうか。

 

自分の個性を深く知る助けになる本。

リソ&ハドソン式エニアグラム

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