こんにちは^^ 木村です。
今回はいわゆる断捨離の効果、
不用なモノを手放していくと、心が安定し前向きになっていく
ということについて、わたしの個人的な体験も交えて書いてみました。
そもそも、なぜ、私たちはモノなりヒトなりに、執着してしまうのでしょう?
それは、
モノやお金や愛情など
何らかの不足で苦しんだ過去の経験が心の奥深くに刷り込まれていて、
その不安を埋めたいから。
過食や買い物依存などの過剰な補償行為や、
家族やパートナーに対する依存、束縛、コントロールなど
不安が執着を生んでしまうパターンは様々です。
誰にでも程度の差こそあれ、対象が何であれ、執着はあるものだと思います。
でも、
執着の度合いが強ければ強いほど、不安や苦しみも強くなっていく。
だから
執着から自分を解放する取っ掛かりとして
不用なモノを手放すところから始めてみてはいかがでしょうか。
モノを手放していくと、執着も減って行くのを実感します。
執着が減ると、
心の方も徐々に不安から解放されていきます。
これは実際にやってみると体感できます。
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以下は個人的な体験です…
わたしの育った家庭は、父母の仲が悪く、母は不安定で
わたしは孤独感や不安感の強い子供でした。
だから、温かい家庭には人一倍執着してきたと思います。
そんなわたしなので、
夫と息子がそれぞれ仕事や学業のために家を離れ、
長期にわたり海外で暮らすようになること、
家族が離散することが、本当に不安でした。
でも娘と二人暮らしを始めるようになった今、
思いの外、心の安定を感じながら生きているのです。
それには、
夫の大病にも関わらず、留学を諦めなかった息子のために
親子で協力しながらモノの断捨離を続け
同時に執着や依存を手放したことが大きかったと思うのです。
息子は、自らの留学資金を作るため、
アルバイトを掛け持ちすると同時に、
もう売る物がない!
というところまで家中の不用品を徹底的にかき集めて、
片っ端からメルカリ(こんなシステムがあることに本当に感謝です)で売りました。
わたしも彼の未来の方が大事と思えば、
思い出の品も案外すんなりと手放すことができました。
自ら道を切り開こうと頑張る息子を応援する過程で、
かわいい子どもへの執着も、徐々に手放すことができたように思うのです。
彼と共にわたしも成長し、
とても前向きな気持ちで彼を送り出すことができたのです。
今は、
息子に対する愛情に変わりはないけれど、執着はしない。
親子であることには変わりはないけれど、
これからは学び合い励まし合う同志ような関係になる
と感じています。
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個人的な話が長くなってしまいましたが
要するに
モノを手放していく過程で、執着や不安から解放され、
心が自由になっていくのを実感したのです。
物理的にも、心の面でも、整理されスッキリした分、
視界が開け、風通しも良くなって、
向かうべき方向がはっきりしたり、
やるべきことの焦点が絞られるような効果もありました。
というわけで、
もし何らかの執着で苦しんでいるのなら、
不用なモノを処分することから始めるのもアリだと思うのです。
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